同じコート、違うバレー観 | コーチとして

大切にしたいことは、人それぞれ

同じチームを指導していても、コーチによってバレーの考え方は違います。
 
例えば、攻撃の組み立て方。得点力のあるエースにトスを集めるのか。それとも、エースを軸にしつつ、ほかのスパイカーにもできるだけ配球するのか。

守備についても、相手エースと対峙することの多い前衛ライトに、レシーブ力よりもブロックの高さを優先するのか、ブロックの高さが多少低くなっても、レシーブ力とのバランスを求めるのか。
 
練習でも、今のポジションに特化するのか、全員が複数のポジションを経験するのか。
 
コーチにも様々な考え方があります。どちらが正しいと簡単に決められるものではなく、選手の特徴やチーム状況によっても変わるはずです。  

違いに悩みながら、指導する

私が理想とするのは、前衛三人が常に攻撃態勢を整え、セッターが状況を見ながら配球する、相手に的を絞らせないバレーボールです。
 
ただ、同じチームで指導する以上、自分の考えだけで進められるわけではありません。
 
ほかのコーチの考えを聞いて納得することもあれば、「自分なら、こうするのにな」と感じることもあります。
 
どこまで自分の考えを伝え、どこはチームの方針に合わせるのか、悩むこともあります。
 
それでも、考えの違いは、自分にはなかった視点に気づいたり、自分が大切にしたいことを整理する機会にもなります。
 
違いを通じて、自分の指導を見つめ直すきっかけにしていきたいと考えています。

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