「やる気を見せて」って、何を見せるの? | コーチとして

「やる気を見せて」と言われても、子どもは、何を見せればよいか分からない。
小学生バレーで、試合に出るための「次の一歩」をどう伝えるか考えます。

サブの子には、「見せて」が求められる

小学生バレーボールで、同時にコートに立てるのは6人だけ。

どうしても、スタメン組とサブ組ができます。

サブ組が試合に出るには、コーチに「出られる」と思ってもらう必要があります。

そこで、スポーツ指導の現場でよく聞くのが、「やる気を見せて」という言葉です。

でも、子どもは何を思い浮かべるでしょうか?

  • 「試合に出たい」と、コーチに伝えること?
  • 自主練習をすること?
  • 自分のポジションで、良いプレーをすること?

大人でも、やる気の見せ方は人それぞれです。

声に出す人もいれば、黙々とプレーで示す人もいる。

基準が見えないまま、サブの子にだけ「見せて」と求めるのは、ちょっと酷かもしれません。

「これができたら」を、具体的に

私が大事にしたいのは、「何ができれば、試合に出るチャンスが増えるのか」を、一人ひとりに具体的に伝えることです。

たとえば、こんな小さなことで構いません。

  • チャンスボールのとき、セッターがセットアップしやすい高さで、正確に返せる
  • 緊張する場面でも、サーブを安定して入れられる
  • 自分の守備範囲のボールに対して、責任を持って動ける

基準が見えれば、「次は何を練習すればいいか」が分かります。

選ばれなかった子も、悔しさを「次の練習」に変えやすくなります。

勝ちにこだわるなら、選ぶ理由を説明できたほうがいいと思っています。

「なぜ選ばれなかったのか」が分かれば、「次は何を頑張ればいいのか」も分かります。

勝ちを目指しながら、全員が「次はこれを頑張ろう」と思えること。

そんなチームにできたらいいな、と今は思っています。

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